当院のがん遺伝子治療を行う方の対象
①がんの予防
②がんの再発予防
当院は予防医療を中心としたクリニックのため、予防に対して積極的に治療を行っていきたいと考えているためです。
【初 診】
①初診時に問診、血圧、体温などの一般的な診察を行います。
②がん遺伝子検査を希望される方は、検査の希望を医師にお伝えください。
がん遺伝子治療(180,000円/回)は、自費診療になります。
*がん遺伝子治療は、初診では行っていません。
【再 診】
①これから実際に治療を行います。がん遺伝子治療は、点滴による治療を行います。
がん遺伝子治療における副作用はほとんどないことが経験的に言われておりますが、点滴実施中または点滴投与後に発熱することがあります。発熱が強い場合、解熱剤を服用してもらうことがありますが、服用することによって効果が低くなることはありません。
②約30分間で点滴は終了します。
**本治療を希望される方は、初診時にお支払い頂いております。治療薬は外部委託であるため、申し込み後のキャンセルはできかねますのでご理解頂きますようお願いいたします。
がんの予防に用いられる遺伝子治療では、プラスミド/リポソームをベクター(運び屋)として用いています。治療の種類としては、p53、CDC6shRNA、TRAIL、p16、PTENの5種類があります。当院では、特に指定されない限りはp53のがん抑制遺伝子を用いた治療を実施しています。
「一般的なこと」にありますように、がん遺伝子治療は抗がん剤・手術・放射線療法などの既存の治療と併用して治療を行うと、相乗効果があることが知られています。がん患者さんのベクターの場合、プラスミドではなく、遺伝子発現期間が長期間あり、遺伝子導入効率の高いレンチウイルスに変更した治療を行う予定としています。
2020年度より、現在がん治療中の患者さんの希望に沿うようにシステムの構築を検討しています。