インフルエンザ感染症について 2017-2018年度〜流行の基準・予測について考えてみよう〜
当院では、インフルエンザのワクチン接種を積極的に勧めております。
そこで、福岡県と全国について、状況を把握するために、
今回このテーマを作りました。
国立感染症研究所感染症情報センターによると、
インフルエンザの流行の
【注意報】:流行の発生前であれば今後4週間以内に大きな流行が発生する可能性があることを、
流行発生後であればその流行がまだ終わっていない可能性があること
【警報】:大きな流行の発生・継続が疑われること
と定義されています。
具体的な数字としては、定点当たりの発症者数は、
流行発生注意報(10)、流行発生警報の開始基準(30)、継続基準(10)以上になります。
また、「感染症の流行」が発症することをアウトブレイクと言います。
これは、映画のタイトル(2015年、ダスティン・ホフマン)にもなるぐらいなので、皆さんご存知だとお思います。
2015年〜2017年の福岡市のインフルエンザの発症者数の状況をイラスト化しました。