インフルエンザの流行を実感しつつあります。 2017/12/27
お知らせ今年のインフルエンザのワクチン接種は済ませたでしょうか。
今年のワクチンは、副反応である発赤・痒みで、注射部位が痛かったという人は、ほぼいません。
12月の第2週より、インフルエンザ発症者数が10(一診療機関当りの平均)を超えてきました。
インフルエンザの注意報の発令に当たります。
発熱を主訴として受診される患者さんは、
今週初め頃より、インフルエンザが陽性になる人が散見されるようになりました。
うがい・手洗いをしっかりしましょう。
年度(週) |
年度 |
定点当たり |
備考 |
年度 |
過去8年からの予測値 |
備考 |
実際の動き 定点当たり |
診察の実感 | ||
49週 |
2016 |
2.66 |
徴候 |
2017 |
1.15 |
|
5.79 |
流行している感覚なし |
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50週 |
2016 |
5.35 |
|
2017 |
3.82 |
推定徴候 |
10.57 注意報 |
流行している感覚なし | ||
51週 |
2016 |
9.10 |
|
2017 |
7.54 |
|
すこし出てきたかな? 1-2人/日 (B型1名あり) |
|||
52週 |
2016 |
9.10 |
|
2017 |
7.51 |
インフルの流行を実感してきた 3-6人/日 |
||||
1週 |
2017 |
10.78 |
注意報 |
2017 |
7.51 |
|
||||
2週 |
2017 |
15.11 |
|
2018 |
9.17 |
|
||||
3週 |
2017 |
34.29 |
警報 |
2018 |
13.48 |
推定注意報 |
||||
4週 |
2017 |
55.10 |
|
2018 |
32.64 |
推定警報 |
||||
5週 |
2017 |
55.03 |
|
2018 |
53.44 |
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表2では、実際の予測された具体的な数値と予測モデルから計算された値を見てみます。
(左:実際の値、右:予測値)
予測結果との比較
・去年と比較して、徴候は同じ時期だが、注意報の時期になるまでの期間が4週間ある(くすぶり状態である)。
・去年と比較して、注意報の時期が2週間遅れている。
・去年と比較して、警報(アウトブレイク)になるまでの時期が短い。