一般内科外来
一般内科で対象となる症状は以下のとおりとなります。
- 咳 熱 鼻水 喉が痛い 頭が痛いなど風邪症状
- お腹が痛い 下痢 便秘など腹部症状
- 残尿感がある 頻尿など
疾患の兆候として現れている症状なのかどうか心配に思われることがありましたら、
お気軽にご相談ください。
疾患の兆候として現れている症状なのかどうか心配に思われることがありましたら、
お気軽にご相談ください。
生活習慣病の主な疾患は、
高血圧症、脂質異常症(高脂血症)、耐糖能異常(糖尿病)および肥満になります。
生活習慣病がある方は、メタボリック症候群、睡眠時無呼吸症候群、痛風発作を合併しやすく
疾患のコントロール(治療)がなされていないと
不整脈・心不全・心筋梗塞・脳梗塞へと大きな合併症につながります。
① まず食事や運動習慣の改善を中心に行います。
② ①の改善が認めない時には内服療法の開始となります。
③ 定期的な採血(空腹時採血)を行うことで
薬剤による臓器障害が無いことの確認をし、内服が効いているかの確認、次に今後の治療方針を決定していきます。
高血圧は脳出血と脳梗塞に共通の最大の危険因子で
研究では、
収縮期血圧160mmHg以上の患者の脳梗塞の発症リスクは3.46倍、
拡張期血圧95mmHg以上では3.18倍と報告されています。
医療機関では血圧が高くなる患者さんが多いので、
当院では家庭血圧を付けるようにお願しています。
当院では、両腕の血圧を同時に測定する器械を用いて測定を行います。
左右の血圧の差(血圧較差)が20mmHg以上ある場合は、
動脈硬化による血管のつまりが
どちらかの心臓から腕の間に存在すると報告されています。
臥位(寝ている状態)で測定する検査もありますが
通常は、診察室で座った状態で血圧測定を行います。
1802例の両腕の血圧較差の測定を行い報告した結果になります。
血圧較差≥10mmHg以上の患者さんはさん、全体の14.6%いましたが
血圧較差≥20mmHg以上の患者は、全体の1.3%でした。
血圧較差≥20mmHg以上の患者の精密検査まで行いましたが
有意な狭窄は認められず大事に至りませんでした。
以前は高脂血症と言われていましたが、
最近では、あまり使わない言葉となりました。
どうしてかと言えば、
特定疾患健診(メタボ健診)で善玉コレステロール(HDL-C)が必須になり、
善玉コレステロールが低い時にも、脂質の異常と定義されるようになったからです。
HDL-Cが「低く」て異常としているのに、「高脂」血症とするのには無理が出てきたからです。
そこで
脂質代謝異常という言葉を用いることで
高脂血症を含めた用語が使われるようになりました。