メディカルダイエット外来

東洋医学的視点

漢方薬について

漢方医学では、

気血水(き・けつ・すい)の概念から、漢方薬の処方を考えます。

 

:気とは体のエネルギーで、西洋医学的に言えば、メンタル・精神を示します。気の障害(気虚、気逆)があると、ストレス太りのタイプになります。

:血は文字通り、血液を意味します。血の障害(血虚、お血)では、血液の巡りが悪いために、太りやすくなるタイプになります。

:水は血液以外の体液で、リンパ液等が当てはまります。水の障害(水毒、水滞)では、体内に不要の水がたまり、体の循環が悪くなることで太るタイプになります。

 

 

 

*市販の漢方薬では、安全性のためから、有効成分が半分量になっています。

自分の証(体質)とあった漢方について、医師とご相談ください。

 

*当院の漢方薬の処方は、保険診療で対応できるため、保健証が必要となります。

 

漢方薬と太りのタイプに対する処方

「ストレス太り」タイプに対する漢方薬

精神を安定させ、ストレスによる過食を抑える効果があり、さらに、代謝を上げることでダイエット効果もある。

・柴胡加竜骨牡蛎湯、半夏厚朴湯

 

「血行不良の太り」タイプに対する漢方薬

血行不良になると、体の血液の巡りが悪くなることから、代謝が落ち、老廃物がたまると、体に脂肪がたまり太る。漢方では、駆血剤になる。

・桃核承気湯、当帰芍薬散、桂枝茯苓丸

 

「水の太り」タイプに対する漢方薬

体に余分な水分がたまると体がむくみ、さらには血液の流れを妨げて、代謝も落ちるため太る。漢方では、駆水剤になる。

・防己黄耆湯、五積散

*)イメージ的には、ぶよぶよしたお腹に効く

 

その他

「堅太り」タイプに対する漢方薬

コマーシャルで有名な漢方薬として知られている。

・防風通聖散、大柴胡湯​​

*)イメージ的には、メタボのような張り出したお腹に効く

 

「冷え症」タイプに対する漢方薬

冷え症は、代謝機能が全般的に低下しますので、太りやすくなります。

当帰四逆加呉茱萸生姜湯、桂枝茯苓丸、加味逍遥散

(当院では、KSG面積比率を用いた冷え症診断を無料で行っております。)

 


肥満治療薬


サノレックス(一般名マジンドール)とは、

厚生労働省が正式に認可した医療用の食欲抑制剤です。


食欲を司る食欲中枢に働きかけ、食欲そのものを抑制する効果のある薬です。少ない食事量で満腹感を得ることができますので、空腹感を感じることが少なくなります。食事の量が自然に減少しますので、ストレスを感じることなくダイエットを効果的に行うことができます。1日1回昼食前に経口服用するだけです。
予約は不要ですので、診療時間内に来院ください。診察料・薬剤料など全て保険対象外です。

 

メリット

上記のように、食欲の低下により、過食しなくなるため、摂取カロリーが抑えられ、体重減につながります。

日本人の肥満者を対象にした試験(3か月)では、

食事療法と運動療法のみの場合では1.2kgの減量にたいして、

食事療法と運動療法にサノレックスを加えた治療の方が

平均4.2kgの減量しています。

サノレックスを併用した方が効果は高いと言う結果が出ています。

 

 

デメリット

サノレックス服用者には1割程度に以下のような副作用が出るといわれています。
口の渇き、口臭、頭痛、めまい、吐き気、不眠
 
・体質によっては精神が不安定になったり、効果が強く出過ぎて拒食症になる。

・2-3ヵ月で耐性ができ、食欲が戻ることがある。

・薬を中止すると、逆に食欲が出過ぎてリバウンドし、元の体重よりも重くなるというケースもあります。

・アルコールを併用(飲酒)すると、めまい、眠気等が増強される。

*医師と相談し、適切な使用が必要とされる内服です。

 

医師の判断で、処方できない場合

  • 1)本剤の成分に過敏症の既往歴
    2)緑内障(眼内圧が上昇)
    3)重症の心障害(症状悪化)
    4)重症の膵障害(インスリン分泌抑制作用を有する)
    5)重症の腎・肝障害(代謝又は排泄が遅延)
    6)重症高血圧症(カテコラミンの昇圧作用を増強)
    7)不安・異常興奮状態(中枢興奮作用を有するので興奮状態を増悪)
    8)薬物・アルコール乱用歴(一般に依存性,乱用が起こりやすい)
    9)精神分裂病(外国で高用量で精神分裂病の症状悪化の報告)
    10)MAO阻害薬投与中又は投与中止後2週間以内の患者(相互作用参照)
    11)妊婦又は妊娠の可能性
    12)小児
    (能書より抜粋)

 

内服薬のまとめ

サノレックスは食事療法・運動療法を行う際の有効な補助的なお薬です。

これだけ飲んでいれば痩せていくわけではありません。

服用に関しては必ず、医師の指示に従ってください。

 

 

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点滴療法

ダイエットの点滴療法については、

点滴療法をご覧ください。

 

・点滴療法

 


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